2010.1.1~1.2

新春の那須高原はサプライズの雪!

積雪50センチはあろうかと思われる雪景色です。

姉の会社の保養所がくじ引きで当たったので家族四人(母、姉、二年生の甥っ子、私)でお正月の那須に行ってきました。
高速バスにゆられて3時間。うたた寝をしていると「雪だー!!」という甥っ子のはしゃぎ声が!窓をみると真っ白な雪景色が広がっていました。


一軒茶屋というバス停を降りると古民家を改造した瑞穂蔵という食事処があり、那須の保養所に行くときはいつも立ち寄ります。上の写真は瑞穂蔵の窓から見える雪景色を撮ってみました。イメージは大正日本文学に出てきそうな一コマを切り取った感じ?です。



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報道健保の保養所「那須山荘」

競争率の高いくじ引きに見事に当たった那須山荘♡お値段は保養所だけあってとてもリーズナブルなのですが、施設やサービス、お料理はとても素晴らしく地元でとれた那須牛や栃木県産の豚肉、地産のお野菜が最高です(*^_^*)
広大な落葉樹林の中にこじんまりとたたずむ瀟洒な建物は、まるでアガサクリスティーの小説の舞台を彷彿とさせます。(下手な写真ではイマイチお伝えできませんですが・・・)


山荘前の車道から見た銀世界

宿に着くとお茶を飲む間も惜しんで(甥っ子との雪合戦をおあずけにして)撮影に出かけました。


雪がかなり降っていたのでカメラにタオルをかけての撮影、すぐにレンズが曇りだしてしまい大変!でもめったに撮れないシチュエーションなので、寒いとか濡れるとか考える余裕もなく“撮りたい”一心でシャッターを押しまくりました。

雪の花

枯れ枝に雪が積もって白い花が咲いている様でとてもかわいらしい風景でした。
ただし一面真っ白なのでオートフォーカスでのピントが合いずらく苦労しました。最初は寒さでカメラがヘソ曲げたのかと思ったのですが、機械がへそを曲げるわけもなく・・・(笑)多分景色が真っ白だからかなぁという結論にいたった次第です。


落葉樹林の中を転びながら撮影

山荘の周りの落葉樹林を遭難しないように気をつけながら(かなり大げさです)木と雪が織りなすアートな世界を撮ってみました。


木の黒と雪の白が作る絵は何所を切り取っても素晴らしかったのですが、左右対称の角度で生える不思議な木があったのでシャッターを切りました。雪が積もっていなければ、きっと気が付かなかったのではないかなぁって思います。自然が造る曲線美を堪能しました。

夕暮れで青みがかった雪景色

カメラのレンズが曇ってしまい撮影不可能となったので、甥ッ子と雪合戦をし、ゆっくり温泉に浸かり、さぁのんびりしようかなぁと思いきや、姉に「夕暮れの雪景色は雪が青みががるからシャッターチャンスだよ。日が暮れる一瞬だから撮りに行こう!」とはっぱをかけられ、宿の窓から撮影しました。


空が夜に代わる一瞬の色味でした

二階の廊下の窓を開けて寒風にさらされながら浴衣で撮影しました。(さぶいヨー)


夕暮れのほんのわずかな時間、本当に白かったはずの雪が青みがかってみえるのです。そして姉曰く「枝の先まで雪が積もる景色は、雪が降っている日だけ見られるもので、雪が止んでしまえば雪の重みと風で木から雪が落ちてしまいこんな銀世界は撮れないよ」と教えてくれました。

一階のラウンジから見える青い雪

浴衣という薄着で雪景色を撮影!温泉で温まった体は何処へやら(笑)
日が暮れる前に撮りたい情熱で震えながらシャッターを押したせいか手ぶれ写真続出!(寒さのせいではなく多分基礎技術の問題ですね(>_<)今年も課題がいっぱいです)


夜の銀世界

夕暮れの撮影を終えて部屋に戻るとベランダからライトアップされた雪景色が!


左右同じ場所で撮影したのですが、あっという間に夜になってしまったのがわかると思います。ライトアップされた雪景色もとても感動的でした。

朝のツララと文豪?

昨日の大雪が嘘のように二日目の朝は快晴で軒下のツララが朝日に反射して自然の芸術作品を見せてもらいました。右の写真は“障子窓から太宰治を彷彿させる文豪の姿が!!”甥っ子が読書(コロコロコミックです)をしているのですが、雪景色と相まって太宰っぽかったのでシャレで撮ってみました(^-^)

2010年幕開けも相も変わらず拙い写真でスタートしましたフォト日記。精進していきたいと思いますので今年もよろしくお願いいたします。